「皓月堂」と書いて「こうげつどう」と読みます。つか、読んでください。
ノープランでブログ登録してから、「そういえばタイトル?」となったんですが、なんとなく、前から気に入っていた「皓月」という文字を使おうかと。あまり一般的な言葉ではありませんが、「白くこうこうと輝く月」という意味です。厨二的といえば厨二的。まあでもお月さん綺麗だし、夜行性だし(?)。
で、下に「いまだ寝る能わず」と添えたのは、李白の「友人会宿」という詩から。
「友人会宿」 李白
滌蕩千古愁、留連百壺飮。
良宵宜清談、皓月未能寢。
酔来臥空山、天地即衾枕。
滌蕩(てきとう)す 千古の愁い、
留連(りゅうれん)す 百壺の飲。
良宵(りょうしょう) 宜しく清談すべし、
皓月 未だ寝(いぬ)る能わず。
酔い来って空山に臥すれば、
天地は即ち衾枕(きんちん)なり。
千古の愁いを洗い流し、帰るのも忘れ百壺の酒を飲む。
こんないい夜は浮世を離れ語らおう、月が明るくてどうせ寝られやしない。
酔って誰もいない山で横にでもなれば、天地もたちまち寝床となるさ。
酒飲みの李白らしい詩です。でも、これで「皓月」という言葉を知ったのではなく、「皓月」の意味を調べてるうちに、この漢詩を見つけ、気に入ったわけです。
いい詩ですね。酒飲みとして共感します。
返信削除酒飲みさすが。でも野山で寝たりしないでくださいね(笑)
削除それはともかく、のらやさんが初コメだ。どもです。
(プロフィール・アカウント変更したので再返信)